四日市の産業発展の礎を築いた四日市港。とりわけ、千歳町周辺一帯の四日市地区は港発祥の地として長く、地元産業の発展を支えてきました。
1899年の開港から123年が経過した今、一部埠頭や港湾施設の老朽化が進む四日市地区は、港町の風情や貴重な産業遺産を随所に残すものの、すっかり人々の生活からかけ離れてしまいました。
古くは室町時代から「四ケ市庭浦」として世に知られ、栄えた四日市地区を再生しようと、当所と四日市港利用促進協議会の呼び掛けで2020年に「四日市みなとまちづくり協議会」が発足しました。
官民一体で四日市地区を中心に賑わいある豊かな港町再生を図ろうと、分科会や推進委員会を設け、協議と実態把握に努め、2021年には「みなとまちづくりプラン(基本構想)」を策定し、公表しました。
そして、2022年。プラン実現を目指して、市民の皆さんとともに新たな「よっかいち庭浦」づくりへと始動します。港を知って、港へ出向いて、港を楽しんでみませんか。イベント=よっかいちBAURAミーティングを企画して、皆さんをお待ちしています。SUP体験やクルーズ体験、みなとまちづくりを考えるミニセミナーなど、詳細は間もなく公表させていただきます。